Profile
代表取締役社長 磯部 昌美
1990年スキー場のリフト券発券システム「券作くん」を開発し導入。1991年に株式会社グッドフェローズを創業。
2025新年挨拶
2025年、明けましておめでとうございます。
2025大阪・関西万博開催
今年、2025年は、2025大阪・関西万博開催の年です。
4月13日に開幕し、10月13日まで182日間、2,820万人の来場を目標に準備が進められていますが、グッドフェローズもぴあ社、JCD社と協力して入場券システムの構築を進めて参りました。
万博入場券販売は、基本電子チケットの事前予約購入となっていましたが、電子チケット購入に難しさを感じるゲストの為、コンビニや旅行会社でも紙の引換券が販売されています。
引換券を買っても、Webサイトで事前に入場予約登録する事も可能ですが、(除外日でなければ)予約無しで、入場券引換窓口にて当日入場券と引換えて入場する事が可能になっています。
1つのQRコードで、入場日時予約、パビリオン日時予約、イベント予約登録が可能になるシステムは、これまでにない便利なワンストップサービスとなっています。
万博チケッティング開発から次世代システムへ
万博で使用されている団体予約システムは、Web上だけで予約リクエスト、承認、精算まで可能になっています。
これら新システムは、グッドフェローズの次世代システムのプレリリース版とも言えます。
万博は、実際に会場を訪れるリアル万博とバーチャル万博、両方の利用を可能にする為、万博IDを事前登録する仕組みになっており、その点は、万博固有のシステムとなっていますが、チケットHUBに接続して個人チケット販売サービスと団体予約受付けサービスが提供されている事は、これまでにない新しい仕組みと言えます。
万博の入場券システムは、一日の入場者数が20万人を超え、その入場者がこぞって場内のパビリオン、イベント予約の申込みをする為、100万トランザクションを超える処理にも耐えられる大規模システムとなっています。
これらは、東西の超大型テーマパークをも上回る入退場システム基盤となっています。
グッドフェローズとしては、この経験を踏まえて、国内5000施設様のチケット販売、入退場管理システムサービス提供を目指して新システム開発を進めています。
TIaaS(チケットインフラストラクチャーサービス)
グッドフェローズが目指しているTIaaS(チケットインフラストラクチャーサービス)は、クラウド上でチケット販売、各種事前予約、団体予約受付と事前精算など、現地受付での省人、省力サービスを実現する設計がされています。
グッドフェローズでは、万博入場券システムを更に進化させたクラウドシステムを開発中です。
チケットHUB+Webket と同様なマルチテナントシステム、マルチユーザー、オンデマンドサービス、マスターレス、プライスリスト自動生成システム、レベニューマネジメントシステム・・・。
東大・西成教授の元、阪大様、北大様などと群集マネジメント研究で培ってきた、来場者数予測を元に、新たに需要予測と価格決定理論を取り込んで、バリアブルプライシング、ダイナミックプライシングにも対応した、本格的なレベニューマネジメントシステムサービスの実現を進めています。
昨年末にβ版リリースを開始した、『スマ券Navi』の有償サービスを本格的に開始します。
スマ券Naviは、施設チケッティング運営、チケット流通とセルフプロモーション、マーケティング、レベニューマネジメントの成功評価実現の戦略的データ分析基盤となっています。
TIaaSとスマ券Navi で、施設運営、マーケティング、経営を総合的に支援させて頂きたくイノベーション開発を進めて参ります。ご期待下さい。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。