長野県駒ヶ根市と宮田村にまたがる中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ様は、標高2,612メートルの千畳敷カールへと一気にアクセスできる山岳観光の玄関口です。2023年4月からバリアブルプライシングを導入し、平日と休日、季節による利用客の繁閑差を平準化する取り組みをスタート。同時に、チケットPOS・営業支援システム「券作くん」を導入することで、日々変動する運賃への柔軟な対応と、バス&ロープウェイのセット券販売を実現しました。株式会社メイテツコム様の業務管理システムとの連携により、販売管理の一元化と省力化を同時に達成。観光DXの推進によって、お客様の利便性向上とスタッフの業務効率化という二つの成果を手にしています。
中央アルプス観光株式会社様が運営する中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイでは、菅の台バスセンターからしらび平駅を結ぶ路線バスと、しらび平駅から千畳敷駅を結ぶロープウェイの両方を運営しています。従来、同社は価格変動制の導入を検討しており、現システムでは価格の変動をさせた販売が困難なため、このまま価格変動を導入すると購入手続きが煩雑になるという課題がありました。

そこで導入されたのが「券作くん」です。このシステムによりバス往復(おとな1660円※)と価格変動するロープウェイ往復(おとな2290円~※)を組み合わせたセット券の販売が可能になり、各種割引乗車券など将来的にも拡張可能なチケット販売により登山客や観光客それぞれのニーズに対応できるようになりました。
特筆すべきは、バリアブルプライシングへの対応力です。2023年4月から導入された価格変動制では、利用日によってロープウェイの運賃が変動しますが、券作くんはこの複雑な料金体系にも柔軟に対応。さらにメイテツコム様の業務管理システムとの連携により、売上管理や経理処理がスムーズになり、運用改善にも大きく貢献しています。
お客様の購入手続きの手間を省きながら、施設側の業務負担も軽減する。POSシステムの導入によって、混雑緩和と快適な利用環境の両立が実現しています。
※中央アルプス駒ケ岳ロープウェイHPから2026年2月時点の料金を引用