六甲山アスレチックパークGREENIA様では、グッドフェローズの「マル券くん」「チケットHUB」、GFJ社「PaaSket®」をご活用をいただいております。
六甲山観光株式会社様では、グリーンシーズンはアスレチックパーク「GREENEA」、ウィンターシーズンはスキー場「六甲山スノーパーク」を運営されています。
今回は、チケット販売や入場方法などについて、グリーンシーズンだけではなくウィンターシーズンとの違いも含めてお話を伺いました。
- マル券くんとは
- マルチペイメント機能を搭載した自動券売機です。
当社のチケット発券システム「券作くん」と連動することで、当日チケットの販売だけではなく、Webチケット交換、割引クーポン対応、時間券販売など、ペイメント以外でもマルチにご活用いただける券売機です。 - チケットHUB®とは
- チケット施設様(テーマパーク、水族館、スキー場、博物館、美術館、展望施設、遊園地、プール、庭園、ロープウェイ、プラネタリウム、動物園など)とチケット販売業者様(セラー)を結ぶプラットフォームです。
Web API接続によりチケットを流通を活性化、チケット販売経路を広げます。

- 六甲山アスレチックパークGREENIA
- 山、空、水辺。すべてが舞台の冒険王国。旧六甲山カンツリーハウスと旧六甲山フィールド・アスレチックが合体し、新たなアスレチックが加わってパワーアップ。全164ポイントの陸上・水上・空中アスレチックが楽しめる日本最大級のアスレチック施設です。
場内には動画クリエイター・フィッシャーズ監修アスレチックも4エリア120ポイントが登場!冬季シーズンは人工雪を活用したスキー場をオープンしています。
六甲山アスレチックパークGREENIA様
導入事例インタビュー

六甲山観光株式会社
高瀬 直子 様
2003年4月入社 六甲ガーデンテラス課の物販配属、2011年4月にアミューズメント課の営業企画に配属。(入場入口統括・広告宣伝物作成など)

GFシステムの導入の経緯
グリーンシーズンの運営が、2021年4月3日に「六甲山アスレチックパークGREENIA」としてリニューアルOPENしました。その際にシステムを一新することが決まり、親会社が阪神電気鉄道株式会社で、同じ傘下の甲子園歴史館にグッドフェローズのシステムが入っていた繋がりから紹介をいただきました。
しかし、システムの導入にあたって問題が起きました。
自動券売機「マル券くん」設置には、ネット回線が必要です。しかし、3か所あるゲートのうちメインゲートにはネット回線が繋がっていましたが、残りのサブゲートとヤマンボーゲートには繋がっていませんでした。
その後、業者さんとも打合せを重ね、電話内線でも使用可能であることが分かり、何とか解決できました。

現在、「マル券くん」はメインゲートに3台、サブゲートに1台、計4台を設置しています。
導入後の効果
当日販売

「マル券くん」の存在は大きいです。
うちは年々人手不足で、従業員の確保もなかなか難しいことが課題でした。
グリーンシーズンはウィンターシーズンと違い、「マル券くん」で販売しているチケットは、入場券の1種類のみです。お客様がどのチケットを買えばいいか迷うことがないため、スタッフを付きっ切りにしなくても良くなりました。
来場されるお客様の数が落ち着く時間帯には、チケット販売窓口を閉め、「マル券くん」のみでの販売にできます。
スタッフがチケット販売にかかりきりにならなくてもよくなり、他の仕事もできるようになりました。

Web販売
「チケットHUB」を使用し、グッドフェローズのWebチケットストア「Webket」とコンビニで入場券を販売しています。
入場ゲートではGFJ社の「PaaSket」を使用し、Web購入で発行されたQRコードを読み取って入場していただく仕組みです。
お客様はチケット販売窓口に並ばずに入場(ダイレクトイン)できますし、窓口の混雑緩和にもなってスタッフも助かっています。

入場ゲート
GREENIAではオープン前からお客様が並ばれることも多く、特に土日は長蛇の列ができます。
Webでチケットを事前購入されているお客様は、オープンと同時に「PaaSket」でご入場いただけます。
当日購入のお客様は、窓口または自動券売機「マル券くん」でチケットを購入していただくといった棲み分けができるので、対応が随分楽になりました。
やっぱり事前に購入できるというのは大きいと思っています。
そして、入場チケットはQRコードで統一されているので、オペレーションの種類が一つでいいというのもスムーズに着券でき、いいと感じました。
ウィンターシーズン「六甲山スノーパーク」

ウィンターシーズンはスキー場「六甲山スノーパーク」を運営しています。
スキー場では、入場券に加えリフト券もあり、チケットの種類が多く複雑になるのでスタッフを「マル券くん」に付けています。これはチケットの買い間違えを防ぐために必要だと考えています。
チケットをWeb購入された方の入場方法も、「PaaSket」による入場ではなく、発行されたQRコードをチケットに交換して入場いただくといった流れになります。
その代わり、「マル券くん」と「Webket」がチケット発券システム「券作くん」と連動しているので、ネット販売と同じ商品を窓口や自動券売機で売ることができます。チケットへの交換も、QRコードをピッと読み込めばチケットが出てくるといった本当に簡単な作業なので、販売経験のないスタッフでも対応できます。

今後の展望
チケットをWeb購入されるお客様の割合は、現在5~15%ほどです。
お客様の利便性の向上になるだけでなく、スタッフの省力化にもつながるので、増やしていきたいと思っています。
ウィンターシーズンはメインゲートとは別にリフト券売り場があり、スタッフが販売を行っているので、これを「マル券くん」に置き換えることができれば、より省人化できるのではと考えています。
グリーンシーズンとウィンターシーズンで、チケット販売や運営方法だけでなく施設様のお名前も変わるという、興味深いお話をお伺いできました。
このたびは、ご協力ありがとうございました。
導入システムについて
- Webket®
- オンラインチケットストアの仕組みが、短期間で簡単に構築できる集客施設様向けのオンラインサービスです。
- GREENIA様入場チケットWeb販売(https://webket.jp/pc/ticket/index?fc=51202&ac=9000)
- 詳しくはこちら
- 券作くん
- チケット販売管理&営業支援システム
スキー場、遊園地、水族館など、集客施設様の入場券や利用券を間単に発行できる窓口発券POSのパッケージシステムです。様々なチケット施設様の運用に対応できる汎用性も備えております。 - 詳しくはこちら
※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブ様の登録商標です