白い恋人パーク様は、2024年4月よりグッドフェローズのチケット発券システム「券作くん」、マルチペイメント自動券売機「マル券くん」、チケット流通プラットフォーム「チケットHUB」、Webチケットストアサービス「Webket」などをご活用いただいております。
今回、導入経緯や活用方法についてお話を伺いました。

- 白い恋人パーク
- 白い恋人パークは、1995年イシヤチョコレートファクトリーとしてオープン。
その後、2000年に宮の沢白い恋人サッカー場が完成、2003年にはチュダーハウスが完成しました。
2019年に大規模改修工事を経て「観て、知って、味わって、体験できる、しあわせとお菓子のテーマパーク」としてリニューアルオープンいたしました。
「白い恋人」などの製造ラインが見学できる他、チョコレートの歴史を学べるコンテンツや、ISHIYAオリジナルスイーツが味わえるカフェ、更にはオリジナルの白い恋人作りが楽しめます。
夏はバラが咲き誇り、冬はイルミネーションが煌く英国風の庭園は、記念撮影にもおすすめ。
みなさまの思い出をスイートに彩ります。
白い恋人パーク様
導入事例インタビュー

石屋商事株式会社
左から右順
パーク事業部マネージャー 鈴木人正 様
チケットセンター 伊藤佳奈 様
ドリームキッチン スティール里緒 様
案内チーム 張ケツテイ 様

チケット販売運用で抱える課題
入場チケット販売の窓口は最大で8窓口ありましたが、混雑が目立つ繁忙時は8窓口すべてを開放していても待ち時間40分ほどの大行列になってしまう状態でした。
また、海外のお客様に対してはチケットや館内サービスのご説明などを翻訳アプリを用いて対応していましたが、その分時間がさらにかかっている状態でした。
こうしたチケット購入でお客様を長時間お待たせしている状況を何とかしたいといった課題がありました。
グッドフェローズシステム採用の決め手
チケット販売以外にドリームキッチンの予約まで見据えたコンペを行い、機能面や相見積などから総合的に判断し、グッドフェローズ社のシステムに決定しました。
現場の意見や情報管理部とも相談し、システムの使い勝手や分かりやすさ、多言語対応可能なことから白い恋人パークの客層に合っているとの考えに至ったからです。それとグッドフェローズの営業さんの人柄も決め手だったかもしれません。(笑)

チケット発券システム導入後の効果
現在、入場チケット販売は窓口を8窓口から2窓口に減らし(チケッティングシステム「券作くん」2台)、券売機(マルチペイメント自動券売機「マル券くん」)を3台設置し運用しています。
また、館内のドリームキッチンで体験コースの当日チケット販売を行っており、そちらに1窓口と券売機2台を設置しています。
機械化へ向けての変化~より良いサービス提供を~
以前はチケット購入後の楽しみ方に関してのご説明などで接客時間は1人に対し3分ほどかかっていましたが、それは人でお迎えし一人一人のお客様に楽しんでいただきたいといった気持からかかる時間でもありました。
お客様を待たせたくはないが、お出迎えはしっかりと行いたいことから、グッドフェローズ社の実績あるアドバイスで、どこまでを説明してどこからを機械化するかを定め、お客様に並ばせずストレス無くスムーズにチケット購入していただく構成に組立てました。
サービスについては、ここは機械に置き換える部分だからと割り切り、別の部分に変換することで更により良いサービスへと進化をさせました。
お客様の待機率が大幅に低下
1人当たりの対応時間が平均で3分ほどもあったのが20秒~1分で会計が完了するようになったため、最大で40分もあった大行列がほぼ無くなり、並んでしまったとしてもスムーズなご案内ができるようになりました。
省人化・省力化
入場チケット売り場はスタッフを8人から3人へ減らし省人化になりました。
通常は券売機3台のみを稼働させ、団体客がいらして並んでしまった際に窓口(券作くん)を開放しています。また、ドリームキッチンでも同様に通常は券売機2台のみで対応しているため、省力化にもなっています。

インバウンド対応
海外のお客様に対しても多言語対応の券売機でスムーズな会計が行われています。
入場時のご説明はもちろん、ドリームキッチンでは体験コース案内や注意事項を海外の言葉で伝えるのにとても時間がかかっていましたが、その部分が券売機で完結できたため対応時間が大幅に減少しました。
チケットが自由に作れる
券作くん機能でチケットを自由に作成できるので「お誕生日チケット」などのチケットを作れるようになりました。
業者を通さなくても自分たちで色々なバリエーションを作れるのがうれしいです。
Web事前販売
入場チケットや体験コースチケットのWeb販売は、「白い恋人パークホームページ」からアクセスできるWebチケットストア「Webket」で行っています。また、チケット流通プラットフォーム「チケットHUB」を介し、海外OTAとも接続して販売しています。
オンライン決済は導入前は10%ほどでしたが、現在は12%に増えています。
事前購入のチケットを券売機や窓口で紙チケットへ交換していただき、入場となります。

今後の方針
オンライン決済の目標を15%に定めています。
海外向けのチケット販売は、まだ開始したばかりの段階であり、現在のところ広報活動は行っておりません。今後、販売データを分析することで、目標の達成を目指していきたいと考えています。
また、Webでの団体予約システムを導入することで、事務作業の負担を軽減できるのではないかと考えています。
Web団体予約機能の開発が楽しみです。
今後の方針とは少し違いますが、パークの魅力を伝え楽しんでもらえるような形へと券売機の音声やデザインを変更したいといった提案を、グッドフェローズの担当者へ打診しています。
他にも、まだできていないシステム部分や今後行っていきたい部分などを、大きいものから小さいものまで随時グッドフェローズの担当者と話し合っています。

お客様へのおもてなしの熱い気持ちが伝わってきました。
「白い恋人」は小さいころから大好きなお菓子で、体験コーナでぜひお菓子作りの体験を行ってみたいと思いました。
このたびは、ご協力ありがとうございました。
導入システムについて
- 券作くん
- スキー場、遊園地、水族館など、集客施設様の入場券や利用券を間単に発行できる窓口発券POSのパッケージシステムです。様々なチケット施設様の運用に対応できる汎用性も備えております。
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