開催会場として多大なるご協力を賜りました各施設様には、心より感謝申し上げます。開催の様子を下記の通りご案内申し上げます。
開催概要
- イベント
- スキー場キャラバン
- 日時と会場
- 第10回:2025年5月23日(金) 苗場スキー場様(新潟県)
第11回:2025年5月28日(水) 戸隠スキー場様(長野県)
第12回:2025年6月5日(木) スキージャム勝山様(福井県)
第13回:2025年6月12日(木) シャトレーゼスキーバレー野辺山様(長野県)
第14回:2025年6月24日(火) 蔵王ロープウェイ様(宮城県)
第17回:2025年7月18日(金) 白馬岩岳マウンテンリゾート様(長野県)
※第15回・第16回はスキー場以外での開催のため、別途レポートを配信いたします。 - 各会場の様子
- 参加施設
- 近隣施設様 計55施設
- 主催
- 株式会社グッドフェローズ
- 施設見学
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- バックヤードツアー
- チケットカウンター視察
- 運用方法等のご説明
- ディスカッション
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- 各施設の課題と意見交換
- システム展示
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- チケット発券POSシステム「券作くん」
- 自動券売機「マル券くん」セルフ機
- レストラン「マル券くん」タテ型モニター
- シーズンパス顔認証
- ICコーダー連動
システム展示では支払い・発券・着券の流れを実機を操作しながら体験していただきました。- スマ券Navi
- レンタルシステム 等
- WEBサービスのご紹介
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- チケットHUB
- スキルアップマスター
- レンタル時の行列・渋滞 お客様がスキー用品のレンタルに時間を要し、混雑時は滑り始めるまでに多くの時間を要してしまうという深刻な課題です。これに対し、ある施設様が導入しているお客様自身がブーツや板、ウェア選びと試着までを行い、最終的な調整のみスタッフが行う「セルフピックアップ式レンタル」の事例には、参加施設様からは大きな関心が寄せられていました。
- コスト上昇(人件費、燃料費など) 人手不足に伴う人件費の高騰や、ガソリン・石油などの燃料費の増加が共通の悩みとして挙げられました。人手不足対策としては、スキマバイトサービスの活用事例が挙がりましたが、資格が必要な業務もあり、利用業務が限られるといった課題も共有されました。

苗場スキー場様(新潟県)

戸隠スキー場様(長野県)

スキージャム勝山様(福井県)

シャトレーゼスキーバレー野辺山様(長野県)

蔵王ロープウェイ様(宮城県)

白馬岩岳マウンテンリゾート様(長野県)
スキー場キャラバンの目的
この集客施設キャラバンは、グッドフェローズがスキー場施設様に対して、単なる製品プロモーションに留まらず、共通の課題解決に向けた情報交換と交流の場を提供することを目的としています。実機による具体的なソリューション提案と、施設間のオープンなディスカッションを通じて、業界全体の発展に貢献することを目指しています。プログラム
※開催回によりプログラム内容は異なります会場の様子と交流の価値

今回で第17回を数えたキャラバンですが、回を重ねるごとに「この機会だから聞いてみよう」という積極的な交流の様子が見られるようになっています。
情報交換の場では、参加施設様は他社の取り組みを知ることで、多くの驚きや新たな発見を得られたようです。特にスキー場運営においては、抱える課題が共通している部分が多いため、「当施設はこうしているけど、他はどうしている?」といった具体的な悩みの共有が活発に行われました。
共通の課題と先進事例

今回のキャラバンで特に共通して聞かれたのは、以下の課題でした。
この人手不足や教育課題に関連しては、当社で提供を開始したeラーニングプラットフォーム「スキルアップマスター」をご案内いたしました。チケット流通システムによる省人・省力化だけでなく、こうした施設様の抱える課題を広くとらえたサービスの必要性も、改めて確認することができました。
来場者様の声

参加者からは「このような機会があると、他のスキー場の状況も知るきっかけとなり、大変ありがたい」「設置の効果について具体的な話を聞けた」といった好意的な声を多数いただきました。
業務効率化や人員不足への対応策として、無人化・デジタル化への期待が高まっていることが読み取れる一方で、導入コストや社内調整の難しさなど、実装に向けた課題意識も同時に抱えている様子が伺えました。
今後も、集客施設キャラバンは施設運営の現場に寄り添い、共通の課題解決に貢献する情報と、貴重な交流の機会を提供してまいります。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

