2025年10月16日(木)、第18回「集客施設キャラバン」を開催いたしました。全国の集客施設の皆様と現場の課題を共有し、未来の運営を考える場として、熱気あふれる意見交換が行われました。
開催にあたり多大なるご協力を賜りました箱根ロープウェイ様には、心より感謝申し上げます。 当日の様子を下記の通りご報告いたします。
開催概要
- 開催概要
- 集客施設キャラバン
- 開催回
- 第18回
- 日時
- 2025年10月16日(木)13:00-16:00
- 参加施設数
- 9施設
- 会場
- 株式会社小田急箱根 箱根ロープウェイ様
- 主催
- 株式会社グッドフェローズ
集客施設キャラバンとは
「集客施設キャラバン」は、各地域を巡りグッドフェローズが提供する各種プロダクトの実機体験と近隣施設様同士の交流を目的とした定期イベントです。
全国のチケット施設様と共に現場の課題を共有し、持続可能な運営について情報交換をする機会となり、好評をいただいています。
今回の会場は、全線開通65周年を迎え、来場者の7割以上が訪日外国人観光客という箱根ロープウェイ様。団体客と個人客を効率よくご案内する施設全体の取り組みや、団体予約管理システム「YOYAQueen」のバックヤードでの運用を見学させていただきながら、「混雑緩和」や「省人化・省力化」への取り組みを紹介いただきました。

有人窓口と券売機の場所を、色分けした床面のサインで分かりやすく誘導している

乗り場の看板はイラストや英語表記があり読みやすく工夫されている
プログラム
- システム展示
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- チケットPOS・営業支援システム 「券作くん」
- 簡易着券ゲートシステム「PCゲート」「ハンディゲート」
- マルチペイメント自動券売機「マル券くん」 レストラン機能
- 戦略データ分析基盤「スマ券Navi」
- クラウド型eラーニングプラットフォーム「スキルアップマスター」
- 昼食と歓談
- 事例紹介とディスカッション
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- 「混雑緩和」「省人化・省力化」「売上UP」事例の紹介
- 参加施設様同士の意見交換会
- 施設見学
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- バックヤードツアー
- チケットカウンター視察
- 施設体験
会場の様子
実機の展示では、レストラン運営の効率化に「レストラン用マル券くん」に関心をいただきました。またハンディゲート、PCゲートでの簡易着券を体験いただいたり、施設様に合わせて省人化・省力化につながるシステムの説明を行いました。
昼食後は、複数の施設を周遊できる共通券が相互送客となり売上が伸びた事例や、時間帯による着券方法の工夫で混雑緩和につながった事例など、具体的で参考にしていただける取り組みを中心に紹介しました。
会場となった箱根ロープウェイ様の事例では、有人窓口を団体予約専用とし、個人のお客様には「マル券くん」での発券を促す運用へ切り替えた結果、団体対応の省人化と運営効率化を実現したという話や、施設全体の導線改善による混雑緩和について報告いただきました。
ディスカッションでは、インバウンドや人手不足への対策、非常時を想定した準備について意見交換が行われました。多言語化対応や外国人スタッフの雇用、防災訓練の強化など、現場の実践的な取り組みが多数紹介されました。

来場者様の声
イベント後のアンケートでは、約8割の参加者が「他施設との情報交換が有意義だった」と回答いただきました。共通の課題を他施設様と情報交換する機会は普段少ないという声に、このイベントの意義を感じることができました。
集客施設キャラバンは施設運営の現場に寄り添い、共通の課題解決に貢献する情報と、貴重な交流の機会として継続して提供してまいります。
また今後も当社は、全国の集客施設様との連携を通じて、施設様主体の課題解決と新たな価値創出をICTプロダクトサービスで支援してまいります。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。