最高のきらめきを目指して

2022.02.21

Profile

専務取締役 前川 一博

パナソニックIS社長を経て、2017年株式会社グッドフェローズ専務取締役(現)。2020年4月より株式会社グッドフェローズJTBの代表取締役副社長執行役員(兼)。

世界中を席巻する新型コロナウイルス オミクロン株の大きな影響を受けながらも、冬期北京オリンピックが無観客でしたが無事開催され、氷上、雪上での熱戦が繰り広げられた後無事に閉幕しました。
この4年間、厳しく濃密な鍛錬を積み重ねてきた選手たちにとって、本番はまさに”瞬く間”だったことでしょう。

思い起こせば半年前にも「東京オリンピック」が同じような環境下で開催の是非を問われながら無観客で実施されました。
この大変な日常の中に確かにあった「二つのオリンピック」が、多くの人の心に小さいけれど何かを残した。その小さな何かが、いずれ大きな力になるのではないかと思っています。

そのような中で一瞬の「時」に最高のきらめきを放つ選手たちの姿を見て、当社がもっとも輝くであろう場面に思いを馳せました。
頭に浮かんだのは「あなた達に仕事を頼んでよかった」とお客さまに実感していただけた、その瞬間でした。

当社としてまだまだご期待に沿えず至らない点も多いと自戒する一方、お客さまとともに歩み、学びを積み重ねながら一つひとつ進化し続けてまずはここまでたどり着いたと思っています。
みなさまには改めて感謝申し上げます。

選手たちはすでに次を向いた取り組みを始めているでしょう。私たちも、お客さまからシステムをお任せいただく限り、進化に対する努力を諦めません。それが私たちの使命です。

金メダルのように大きな目標ですが、最高にきらめく瞬間のために、そして、経験と実績の積み重ねがさらに大きな満足を提供するための糧だと信じて。私たちはこれからもたゆまぬ努力を続けてまいります。

この大変な日常の中に確かにあった「東京五輪」が、多くの人の心に小さな小さな何かを残した。その小さな何かが、いずれ大きな力になるのではないでしょうか。
「2021年、東京でオリンピックが開催できてよかった」
今は言えなくても、数年後、数十年後、みんながそう言えるような、そんな日が来ると信じて。